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t o r y

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あ ら す じ

この世に思いを残して亡くなった人間が、

龍になって、自分の家族とか、

愛する人を空の上から見守っている―

それで、生きている人間が苦しんでたり、

哀しんでたり、つらい思いをしている時に、

トテチータが霧雨を降らせて

なぐさめてくれるんだって。

 

テ チ ー タ っ て 、

母10才、父17才、兄46才、妹71才

こんな家族ってアリ

一徳(豊原功補)は事業に失敗し、生きることに絶望して東京をさまよっていた。

 

古びた零戦模型を見つめていた下町のおもちゃ屋で不思議な少女(寿理菜)と出会い、一徳の運命が動き始める。

 

一徳は詐欺まがいのリフォームの仕事を得て福島にたどり着く。

 

健人(葉山奨之)は原発事故で避難を余儀なくされた高校生。

 

不思議な少女・凛は両親が離婚し、父のふるさとである福島へやって来た。

 

福島で再会を果たした一徳に凛はこう告げる。

 

「一徳は前世私たちの息子だった、そして健人は父、私は母だった。今、私たちを呼んでいる人がいる...そのために生まれ変わってここに集まった」

 

彼らをずっと待っていたのは、戦争以来ひとりぼっちで生きてきた妹・百合子(松原智恵子)だった。

©2012 映画「トテチータ・チキチータ」製作委員会

©2012 映画「トテチータ・チキチータ」製作委員会

映 画

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